一般的にビーフとは牛肉という意味を持っているのだが、ヒップホップの世界では相手をけなし合う「ディスりあい」という意味を持っている。
ヒップホップの人気アーティストであるケンドリック・ラマーとドレイクは、楽曲を通したラッパー間の喧嘩や揉め事いわゆる「ビーフ」を、先端テクノロジー(AI/メタバース)を上手に活用したと言える。
このケンドリック・ラマーとドレイクの間のビーフ勃発は、2024年前半のミュージックシーンにおいて最も報道する価値の高い事件としていくつものサイトが取り扱っている。
Googleマップで撮られた相手の邸宅にアメリカで性犯罪者が住んでいる意味である<赤いピン>(アメリカで性犯罪者が住んでいる意味を持つ)を立てたプロモーションビデオを送信したり、ビデオゲーム『モータルコンバット1』の中で両ラッパーの戦いをTikTok再現させたており、ヒップホップの熱烈なファン以外のゲーマーやアニメオタクを巻き込んでいますね。
なんとあのテニス界の“大坂なおみ”までが、今回のビーフについて自身の考えを語っています。
昨年末、日本のヒップホップ界隈を最もザワつかせたのは、昨年東京ドームでのコンサートを実現させた「Bad Hop」と全身タトゥーの人気ラッパー 「舐達磨(ナメバルマ)」のビーフが有名で、興味のある方は【BADHOP VS 舐達麻】史上最大の喧嘩の解説動画を観てください。
日米共通してラッパー同時のビーフが話題になることで、世間から注目され結果的に楽曲が売れる!ということなんでしょうかね。