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米国の映画興行界の分析をエンジェル投資家で映画やビデオゲーム
<2000-2019>
北米の興行収入は、一人当たり年間入場者数が1977年の『スター・ウォーズ』以来の最高値である5.1を記録したのをピークに2002年以降一貫して減少傾向にある。
パンデミック前の最後の映画鑑賞年である2019年までに、一人当たり入場者数は3.5以下に急落したのは、映画館に行く人が減ったからではない。
2002年は74%のアメリカ人がチケットを購入し、2019年には76%が購入しており、平均して少なくとも月に1回映画館に行く人の割合がほぼ3分の2(28%⇒11%)に減少した。
2009年から2019年にかけて、世界の興行収入は115億ドル増加したが、原因は75%は中国によるもので、
中国の収益の急増は、映画自体の需要の増加によるものではなく、ようやく映画鑑賞ビジネスが確立されたから。
<2020年~>
2022年と2023年はパンデミック中に公開されるはずだった多くの映画がようやくスクリーンデビューを果たした。公開を延期した作品が密集するといった恩恵が生まれ、永久的な打撃を受けるのではないかという懸念が回避された。
『トップガン マーヴェリック』は、推定月100万ドルの利息をかけて2年間延期されたが、2022年の米国最大の公開作品(75日間で100万ドル以上の収益を上げた)、世界第2位の公開作品になった。
一方、国内の一人当たり入場者数は依然として2.31にとどまり、2019年より毎月1回は映画を見ていた人の割合が3分の1減少の原因は、トップ20のヒット作
「映画業界は、主に、銀幕の向こう側、さらには SVOD ライセンスよりもさらに先を見据え続ける必要があります。」と締め括られています。