大スターの訃報から考える日本の動画配信サービスのあり方

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世界的な二枚目大スターである、フランスの映画俳優アラン・ドロン(Alain Delon)氏が88歳でなくなった。
テレビが洋画の放送がメインであった昭和では、アロン・ドロンの人気と知名度はトップだったように思います。

映画館のロードショーから約10年ぐらい経ってやっと、テレビの名画劇場で「太陽がいっぱい」が放送されることを知り、食い入るように観たことを懐かしく思います。

映画評論家が活躍していた時代で、「さよなら、さよなら、さよなら」」の淀川長治が『「太陽がいっぱい」は、ホモセクシュアルの映画だ』と紹介して物議をかもした話は有名です。

ジェームズ・ディーの大ファンであった「小森のおばちゃま」の愛称で親しまれて小森和子さん。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」の水野晴郎さん達が紹介してくれた洋画は、B級作品含め沢山観て育ちました。

CMでぶつ切りにされ、尚且つショートカットされた作品などを、家族皆で一つのモニターを観たのは、今となっては懐かしいです。

NetflixやAmazon Prime Videoで好きな映画をCMなしで自由に観れる時代で、「太陽がいっぱい」を観ることができるのは、U-NEXだけのようです。

オリジナルの新作ばかりでコンテンツ競うのではなく、不朽の名作に出ている大スターや監督・ミュージシャン達が亡くなった時に、サッと配信権利をクリアーして「追悼特集番組」を編成できる動画配信サブスク会社を期待します。

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