AI「Sora」の新版に対し日本の著作権者は、著作物の使用許諾を拒否すべし!

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news23でも取り上げられたOpenAIが発表した画像生成AISora 2が話題となっています。Disneyなど著作権にうるさいスタジオ作品に似せた画像や動画は作成できないくせに、スタジオジブリ作品を始めとした日本のアニメ作品風の画像が作り放題で、既にSNS上にあふれ始めています。

オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は10月3日、「本来生成されるべきでない動画まで生成される事例が一部生じる恐れがある」とのコメントを出して問題を認めた。その上で、「近日中に著作権者に対し、キャラの動画生成をよりきめ細かくコントロールできる権限を導入する」と明らかにした。

OpenAIでは、この問題に対し映画スタジオなど自社作品がSoraに使われないようにするためには明示的に要請する(オプトアウト)が必要だと主張しているそうです。

提供開始直後、SNS上には「ポケットモンスター」「ドラゴンボール」など日本のゲームやアニメのキャラに酷似した動画が次々に投稿されています。

その多くは権利者に無断で投稿されているとみられ、インターネット上では「著作権を侵害している」などの批判が出ていました。
ポケモンやドラゴンボールなどに酷似の動画が次々と…オープンAIの動画生成アプリが著作権侵害か : 読売新聞

確かにSoraを使ってジブリ風の画像を生成してスマホのスクリーン画像に使うことなどは個人的に楽しむことで著作権法的にも合法化もしれませんが、SNSで公開された場合は個人的な使用の範囲外となり違法となり、そのためのツールを提供しているOpenAIにも責任を問うこともできそうです。

なによりDisneyなど最も自社作品の権利にうるさいスタジオ作品に似た画像が生成できないなOpenAI側であらかじめ恣意的に選択しているとしか思えません。

勝手に学習素材として使っておきながら、権利者にはオプトアウトしろと求めることも横暴に感じる人もいるでしょう。

日本のIP/コンテンツ権利者も早急に対策を講じないと、他のAIツールでも同様に、使い放題となってしまいそうですね。

高市早苗内閣総理大臣には(総務大臣も経験済み)、こういったAIツールに関しては「日本のIP/著作物の使用許諾を拒否します!」とはっきり主張してもらいたいです。

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