広島県でインバウンドに人気の観光スポット、1位は2年連続「広島平和記念資料館」

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広島に原爆が投下されて8月6日で79年目となります。
国際情勢が緊迫化し、核兵器廃絶に向けた道のりがどんどん遠のいている昨今、「訪日ラボ」が独自に調査した『広島県:インバウンド人気観光スポットランキング』を発表しています。

ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東でこれから展開されるであろうイランのイスラエルへの報復攻撃、など紛争ニュースが多い中『広島平和記念資料館』が圧倒的人気で1位になったのは感慨深いです。

前職で広島県に所在している世界遺産の2か所、「嚴島神社」と「原爆ドーム」をテーマにした民放BS局で、2時間特番の企画制作を担当したことがあり、その時に取材・撮影をしに広島に出張しました。

その後、某スポンサー筋から「嚴島神社」の尺をできるだけ多くして、「原爆ドーム」の尺を少なくしてもらえないか?という変な話が、編集作業中の現場に入ったことがありました。

その圧力に、たいへんお怒りになった局プロデューサーの下、当初の台本通りに編集したものを放送しました。

その後、<東日本大震災>が起こり某スポンサーのTVCMは、その時から現在に至るまで、いっさい流れることはありません。


今年も式典では、34万4306人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められ、原爆が投下された午前8時15分には、参列者全員で黙とうをささげて犠牲者を追悼。

原爆資料館には昨年度、国内外から198万人が訪れ過去最多を更新。広島への関心が高まる中、核兵器廃絶につなげていけるかが重要だと私は考えます。

訪問した方々が「核兵器が二度と使われてはならない!」という思いにつながり、世界が平和になることを祈ります。

こちらから広島平和記念資料館のHPに入れます。

 

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