ラスベガスのSphereが16K『オズの魔法使い』を8月に上映

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以前ご紹介しました。ラスベガスに2023年にオープンした革新的エンターテイメント施設 「Sphere(スフィア)」。最先端のテクノロジーを駆使した圧倒的な視聴覚体験を提供し、エンターテイメント業界に革新をもたらすと期待されています。

高さ366フィート(約112メートル)の巨大な球体は、ラスベガスの街並みに強烈なインパクトを与えています。外壁は、全面的にLEDが設置されており、昼夜を問わずさまざまな映像を映し出すことができます。

Sphereの内部は、最大で約17,500人を収容可能な巨大なシアターで、約1万5000㎡の巨大な高解像度LEDスクリーンが設置されており、圧倒的な没入感を生み出します。

映像や音だけでなく、香り(嗅覚)や風(触覚)も感じる空間演出を提供し、五感を使って楽しむことができる究極の超没入シアターです。世界的な人気アーティストU2やイーグルスなどのアーティストによるライブ会場としても利用されていました。

収益性の面ではコンテンツの幅を広げる必要があり、そこで着目したのが1939年版の映画『オズの魔法使い』。

IPの権利は現在ワーナーブラザーズが持っているが、本映像もSphereとワーナーブラザーズが組み、さらに技術側をGoogleのAI研究部門であるDeepMind、クラウドインフラ部門であるGoogle Cloudが提供、空間演出体験をバーチャルプロダクションなどの技術に長けたMagnopusが担当し、これら5社のタッグで制作が進んでいる。

正式な公開は8月末からになるようですが、先週開催された開発者向けベントGoogle Cloud NEXT 25です。このイベントは、同社の方針を知る上で重要で、フリージャーナリストの西田さんが取材されています。

リアルな人型ロボット”オーラ”に出迎えられて始まるスフィア・エクスペリエンスは、約2時間のマルチセンサリー(多感覚)体験です。

オリジナルの精神を尊重しつつ、前例のない没入型体験を実現するために最新の生成AI技術が活用されているSphereで上映される『オズの魔法使』をラスベガスで鑑賞してくださいね。

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