孫正義「AIエージェントの次の鍵は長期記憶にある」と指摘

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トランプ大統領に「マサ、金はあるのか?」と言われたソフトバンクの孫正義代表取締役。
昨年12月米国に今後4年間で1000億ドル投資すると約束した記者会見があり、私はその金額に度肝を抜きました。

先週は、日本で大企業のトップを集めOpenAIへの年間30億ドルの投資を発表した孫さんは、8年前からのパートナーであるとOpenAIのサムアルトマンCEOと「AIエージェント・クリスタル」に関する発表と対談がありました。約2時間と少し長いですが、飛ばし飛ばししながらでも観る価値がある動画です。

大企業向け(でないと効果があまりないことがわかります)の最先端AIを「クリスタル・インテリジェンス」と名付け、今回発表された「ディープリサーチ」が、AIがテキストや画像、PDFなどを統合し、論理的に整理されたレポートを作成する役割を担当するそうです。

人間が数日かかる非常に複雑なリサーチタスクを数分で完了できる点が特徴で、我々の代わりに24時間×365日働いてくれるそうです。将来、企業の意思決定や経済活動において重要な役割を果たすと思われます。

同じ企業グループや大企業の各セクションでAIエージェントに、「あらゆるデータをバンバン喰わせること」が重要で、それらのデータは外部には一切洩れずに各セクションや個人だけが活用できるビジネスモデルのようです。

それにしても、今のAI時代を予見し10年前にAIに関する様々な特許を申請し、すでに取得している孫さんは、本当に凄い人です!

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