「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞!
第96回Academy Awardsの受賞者が発表された。
日本からは視覚効果部門で「ゴジラ-1.0」
長編アニメーション部門は「君たちはどう生きるか」
の2作品とも受賞作品として選ばれたのは“アッパレー!”
それにしても、視覚効果部門で「特撮着ぐるみ怪獣」の日本が
取れるなんて誰が予想したでしょうか?
「ゴジラ-1.0」は、日本の実写映画として公開された70周年記念作品であり、
その快挙は日本の実写作品復活のこの映画は、世界興収100億円を突破し、
米国での興行収入でも庵野監督の「シン・ゴジラ」を超える快挙です。
「シン・ゴジラ」は2016年に公開され、国内の興行収入が82.5億円と、
これまでの国内のゴジラ映画の歴史を大きく塗り替えた作品でした。
しかし、「ゴジラ-1.0」は、あれから7年の期間を空けて公開された
ゴジラ映画が国内外から、今後も大きな注目を集めていくことは確実ですね。
「シン・ゴジラ」からCGとなりましたが、庵野監督曰く
「CGで着ぐるみの動きを再現した」そうで、狂言師・俳優の
野村萬斎さんが「シン・ゴジラ」動きを指導をされていたのは
有名で、あくまでも動きは着ぐるみにこだわったようです。
今回のゴジラは山崎貴監督により本来のVFXゴジラとなった
ことで審査するアカデミー会員は、CG表現で難しいとされている
ゴジラの海中での動きなどを、視覚効果として評価してくれたと
考察できます。